本当に自分がしたいことは何かーー何度も考えてきました。
でも、メッセージがすでに投げかけられていることがあります。
私は、写真や絵が、自分の本心が反映したものだった、 ということがありました。
一つ目は、会社のパソコンの壁紙用になんとなく選んだ写真が、 その後の自分の行動を示唆するものでした。
それは、山をスポーツ自転車で人が降りている写真でした。
スポーツ自転車と人はとても小さく写っています。
惹かれたのは山の風景だったのですが、 そこを登山中の人ではなく「自転車」 という意外な組み合わせが好きになりました。
その数年後、私はスポーツ自転車を買うことになり、 その楽しさに目覚めるわけなのですが
山道も走れるグラベルというタイプを無意識に選んでいます。
その写真はパソコンOSのグレードアップのときに強制的に変更さ れてしまい、
自転車を買う頃には壁紙としては使っていませんでした。
そのことを思い出したのは、 自転車を買ってだいぶ経ってからのことです。
次は、飼っている猫に関することです。
まだ猫を飼っていないとき、猫の絵を描けるようになりたくて、 ネットで見本の猫の絵を探して、 それを書き写す方法で絵の練習をしていました。
その数年後、保護猫の譲渡会に行き、ご縁があり譲り受けた猫が、 その絵の猫に似ているのです。
絵の猫と同じ柄を選ぼうとして選んだのではなく、 ご縁のあった猫がそうだった、といういきさつなのですが。
自転車の写真と猫の絵のことは、 どちらか片方だけだったら偶然だと思いましたが、
二つ気がついた時、「本当の自分」 が前もって教えてくれていたメッセージだと考えが至りました。
本当の自分= 潜在意識の自分につながることができたともいえます。
「なんとなく惹かれる」「なんとなく気になる」 くらいの感覚が、「本当の自分」の感覚ということ。
この感覚は大切にしていきたいです。