自分に自信がない、という人は多いのではないかと思います。
私もそうでした。
外見にコンプレックスがありますし、完璧な人間ではありません。
でもどんな自分のことも、せめて自分は愛してあげたい、大切にしてあげたいですね。
そんなことを考えていたら、ある映画を思い出しました。
「waves(ウェイブス)」。
たしか見たのは2020年、なぜならコロナの影響で映画館がすいていましたから。
内容はヘビーです。
ポスターに映っている男女は同じ高校に通う同級生で、あることをきっかけに主人公の男性が誤って彼女を死なせてしまいます。
その後は男性の妹のエミリーが主人公となり、事件で壊れた家族の絆を取り戻していく展開です。
エミリーは犯罪者の妹だと知られていたので大学では孤独でした。ランチはキャンパスで人の居ない場所へ行き、一人でとります。
そんななかエミリーに恋をする男性、ルークが現れ二人は付き合います。
私はここでめでたしめでたしのような気分になってしまいましたが、ストーリーは家族の再生までいかねばならいので終わってはいけません。笑
交際後にルークの父親にエミリーが会うシーンがあります。
ルークが父親と疎遠で、父親の病気が重いというのをエミリーが会いにいかせました。
父親はエミリーに、「君は美しい」と言います。
これは、顔立ちが整っているということを指してはいません。
言葉の通り、ですね。
このセリフがとても印象的で「waves」を見てから3年以上もの間、私は忘れることができませんでした。
ここでお伝えすることができたので満足です。笑
孤独でも淡々と大学に行き、出会った愛を受け入れ喜び、ルークのために遠路はるばる父親に会いに行き
愛に生きたエミリーは、美しいのでしょう。
あなたを大切に思う人から見たら、間違いなくあなたは美しい。
こわがらずに、愛を信じていいんだろうと思います。