前回のブログで、手に届きそうなのに叶わないのはなぜなのか、ということを書きました。
希望の方向に進展しないのはネガティブな観念が残っているからで、それを手放す方法を書きます。
1 なぜ、そう思うのかを書き出します。
(例:なぜ正社員になれないのか→それは、正社員だった時に会社の要望をやらなくてはいけないと思って過労になったときの記憶が残っている。 もしかしてもう正社員になりたくないと思っているかも)
2 その時の気持ちを味わいます。
(例:プライベートの時間が少なくて自分がなくなっていく感じや、月曜日が辛かった感覚を思い出す)
3 目をつむって自分が目の前にいるようにイメージして、抱きしめてあげたり、声をかけます。
(例:よくがんばったね、辛かったのよくわかるよ。これからは私が守るよ、など抱きしめながら言います)
やりながら泣きたくなったら思いっきり泣きましょう。
これは、私がよくとる方法で、臨床心理学者の西尾和美さんの本に書いてあった方法をもとにしています。
故・西尾和美さんは、リプロセスリトリートという心の傷を癒す方法を確立させました。
私はこの方法に慣れないうちは、30分〜1時間ほどかかりましたが、
最近は、15分くらいでできるようになりました。
特に時間がかかっていたのは1番で、要領をえれば問題点がぱっとわかります。
ただし、思い出すことに抵抗がある出来事には、無理は禁物、やめておいてくださいね。
ネガティブなものを自分の中にためておくと、価値観、物事の捉え方にもその記憶が影響して、本質を見失いかねません。
過去は過去です。
今この瞬間から、自分は幸せになっていいことに気がついて、ネガティブなものを手放していきましょう。
私も手放しを、続けます。
次回は、幸せになっていいと許可を出した後のことについて書きます。